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【団地さんぽ】多摩ニュータウンの"はじまり"を歩く②名店街・諏訪団地(2018.5.15)

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前回に引き続き、多摩ニュータウン探訪です。  

musan-tr-gh.hatenablog.com

 

永山地区を歩き終え、丘を下ってきました。もう一度丘を上がっていくと、いよいよ諏訪地区。その期待に応えてくれるかのように(?)、良さげな看板が立っているじゃないですか。

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名店街、つまり団地の中の商店街ですね。すっかり寂れてる印象がありますが、実際どうなのでしょうか。早速行ってみましょう。

 

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期待を裏切らない古さと寂れ具合(笑)

 

再度言いますが訪れたのは平日の昼過ぎです。つまり、高齢者が一番出歩いてそうな時間帯なので、こうした団地の商店街ならもうちょい活気があるだろうと思ってたわけです。

 

その時間帯でこれですから、そりゃ心配にもなりますよねぇ…こりゃ想像以上だな、という感じです。

 

道を挟んで反対側、永山団地の南側にも名店街的なものがあるようなので、ついでにこちらにも行ってみましょう。

 

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いかにもって感じですね。

諏訪側と違ってこちらにはグルメシティが入居しているので、多少活気があります。しかし多少です。基本的には、デイサービス系か、高齢女性向きの衣料品店が立ち並んでいて、こちらもいかにもという感じです。

 

哀愁溢れる名店街の中で、さらに哀愁漂うアイテムを見つけました。

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東京ヴェルディ1969。

もはや下の方とかボロボロになってますが、それも無理はないでしょう。1969をチーム名に冠していたのは2007年シーズンまでのようです。

 

この日は新宿から京王線に乗って永山まで来ましたが、京王線の車内ではFC東京の試合映像が流れていました。東京全体を見てもやはりFC東京の方が今では圧倒的に優勢ですよね。

 

そんな、驕れる者久しからず的なヴェルディと多摩ニュータウン、ちょっと重なる気がしますね。川崎から移ってこの地がホームタウンとなったのものもはや必然だったのかもしれません。

 

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後ろ向きな話ばかりしてても仕方ないですね。

新緑の季節ということで、なんだかんだ綺麗な街並みでした。

 

諏訪地区に戻って少し外れの方まできました。

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なんとなんと、この土地でもまだ新築マンションの計画ときた。ちょっと驚きでした。大丈夫なのだろうか。

 

とはいえ、同じ諏訪地区にはマンションブランドbrilliaが建ってますし、そういった意味では多少の新陳代謝はあるのかもしれません。

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振り返ってみれば、団地内には保育所もそれなりにあるように感じました。子育てという観点から、団地も少し見直されてるのかもしれません。

 

一昨年くらいに足を運んだ高島平団地もそんな感じだった記憶があります。建物が多少古いとはいえ最近はリノベ物件も目立ち、価格も新築マンションと比べればリーズナブルということも、親子連れを呼び込む要因かもしれませんね。

 

まあ数時間歩いたくらいじゃそこら辺のことはよく分かりません。とはいえ、希望と絶望がいい感じに混ざり合った街と言えるのではないでしょうか(?)

 

(訪問日:2018年5月15日(火))