むーさんは外を向く

欲望に正直に。琴線に触れるものを愛して。

BankArt Studio NYKで物思いにふける

BankArt Studio NYK を知っていますか?

 

横浜にある、日本郵船の倉庫を改装したアートスペースみたいなところです。

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自分も最近ネットで知ったのですが、こちらが3月末で閉鎖とのことだったので、行ってみました。

 

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今やっている展示は、「芸術家の棲む家」という、文化庁の芸術家海外派遣事業に関連する展示だったらしいです(よく知らない)

 

コンクリート打ちっ放しの室内では、建築をはじめとしたあらゆるジャンルの展示がありましたが、なんといってもこの空間そのものが放つ静寂とアーティスティックな感じがたまらない。

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自分は芸術の細かいところはよく知らない。だから展示を見ても正直内容はあまり入ってこない。それでもこの空間に心を打たれ、静かなる興奮に満たされるのか一体なぜなのか…

 

アーティスティックな空間にいると、こちらまで考えごとを始めてしまいます。

 

一つだけ、しっくりとくることがありました。

ヒントは窓から見える景色。

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赤レンガ倉庫や大さん橋、奥にはベイブリッジも望めます。

 

土曜日のお昼。

向かいの赤レンガ倉庫は多くの人で賑わっています。

 

しかし運河を隔てたこちら側は、静寂に包まれている。

自らも横浜にいながら、まるで横浜の街を俯瞰しているかのようなこの感覚。

 

そんなことを考えていたら、ある展示の説明にこういう一文を見つけました。

 

“そもそも展示空間は〈内部〉であると同時に〈外部〉である。展示物を見る者にとって展示空間は、当然、建物の〈内部〉であるが、逆に展示物からの視点では展示空間は〈外部〉となる”

(戸室太一氏 展示レジュメより引用)

 

ある意味「内と外」が混在していて、そういう感覚が面白いんですね(自分で何言ってるか良く分かりませんが大目に見てください笑)

 

とにかく、こんなにエモーションな気分にさせてくれたこの空間があと1週間でなくなるなんて、想像できません。

 

そういえば、BankArtを知ったきっかけがこのクラウドファンディングでした。

https://motion-gallery.net/projects/tegami-post2018

クラウドファンディングの目的が「手紙」というのがいささか懐疑的ではありますが、この建物の行く末を見守っていきたいと思います。

 

残り1週間。

気になった人は、今からでも行ってみると良いと思います。

 

みなとみらい線馬車道駅のすぐ近くです。

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(訪問日 2018年3月24日)

 

【追記】

写真を見て薄々気づいたかも知れませんが、BankArt Studio NYK の展示室内は撮影OKでした(常にそうなのかこの展示に限りなのかは分かりませんが)

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