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【島暮らし】「アイランダー2017」から見る、島の面白さと難しさ(前半)

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今週末、池袋のサンシャインシティで行われた「アイランダー2017」へ行ってきました。

 

「アイランダー」は、全国各地の島がブースを出展し、特産品紹介や移住のプロモーションなどを行うイベントです。

 

今回のイベントのお目当は、『てくてく日本ゲストハウスめぐり』の松鳥むうさんや、ゲストハウス「汐見の家」の工藤美絵さんなどが登場したトークイベント。

 

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トークイベントの内容は、その場で絵にしてまとめる「グラフィックレコーディング」というものでこんな感じに。ちなみにこの絵を描いた方は鹿児島県の甑島(こしきじま)から来られたそうです。

 

むうさんの軽快なトークで進む中でも、島ならではの集客の難しさ、繁忙期と閑散期の波が激しいが故の働き方の難しさなどを、実際の運営に携わる方の目線から聞くことができました。

 

さて、ゲストハウストークも終わり、ここからは島ブース巡りです。

 

…とにかく、熱気がすごい(笑)

あちこちの島々から渡される資料の山。手がいっぱいでちゃんと開く余裕もなかったので、印象に残ったものだけ抜粋して紹介していきます。

 

☆圧倒的なデザイン力の粟島(新潟県)

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新潟県村上市沖の日本海に浮かぶ粟島。

ブースで無料配布されていた「つながるカード」(上の写真右)に心を奪われました。

 

中身はこんな感じ。

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島の色々な人々に焦点を当て、1ヶ所につき1枚、ざっと20ページくらいはあるでしょうか。ページのレイアウトがとてもきれいで、てっきり売り物だと思ってた僕は、ブースの方に無料なんですか!?」と聞いちゃいました(笑)

 

粟島はゲストハウスの開業などを機に島に関わる若者が増えた典型例です。上のパンフレットのデザインなどもそうした流れの中で生まれたものだそうです。

 

☆その他の島でも見られた「島×デザイン」

 島の外から関わる人が、デザインで島を面白くしていく流れは、近年多くの島で見られるようです。

 

もう一つ気になったのは島根県海士町(あまちょう)のブースに貼られていたポスター。

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 こうやって目を引くデザインがたくさん生まれるのは見ていて面白いですし、こういうことに何らかの形で関わりたいとも思いました。

 

海士町は色々と面白い取り組みがあるみたいなので、今後追っていければと思います!

 

…と、ここまで今回見つけた面白いものに焦点を当ててきましたが、やはり島だって地方の一部。特に移住や求人という観点から見てみると、そう一筋縄にはいかないなぁという部分もありました。

 

そちらは、後半で。

 

(訪問日:2017年11月18日) 

 

後半はこちら▽▽

www.sanmuofmusan.com